2014年3月21日金曜日

ふらつき

ふらつきは、多系統萎縮症の特徴的な症状だと思う。しかし、実際にどのように感じるかは、なかなかイメージしにくいのではないか。私自身、症状が軽い頃は、今のふらつきの感覚をイメージできなかった。
ふらつきは、歩く時だけでなく、ただ立っている時や座っている時にも起こる。ここでは、立位、座位でのふらつきについて書こうと思う。
今、私が立ち上がると、手摺などにつかまらいかぎり、ふらついて転倒してしまう。単に「ふらつき」ち表現したが、どうも幾つかの要素が重なってふらつくのではないかと思っている。
その要素とは、①脚が思うように動かせない、力が入らない、②脳がボーッととして強い眠気を感じる、③立ちくらみがして意識が薄れる、の3つである。そのうち、①の脚の症状が常にある。それだけで、立ち上がった途端にふらふらしてしまうのだが、そこに②、③の症状が重なると、立っていることも出来ない。症状が強い時には、座っていてもふらつき、時に倒れてしまう。
脳がボーッとしたり、立ちくらんたりする症状は、突然現れる。立ち上がってしばらくしてから「立ちくらみ」の症状が出ることもしばしばだ。そういう時は、何かにつかまって体を支えるか、可能なら横になって、症状が治まるのを待つ以外、方法はないようだ。

2 件のコメント:

  1. 要支援2から要介護2になられましたか・・進行が早いですね。やはり体調を崩されていたんですね。お元気になられたそうで本当に良かったです。

    ふらつきの様子が良くわかります。この病気では患者自身の情報発信は少ないです。大変参考になります。
    妻の12年くらい前の様子に似ています。今後ともできる限りで結構ですので情報発信して下さい。

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  2. syuichiさん
    ご覧いただいた大変嬉しいです。ありがとうございます。
    介護保険は、区分変更申請をして、等級が変更されました。
    等級が上がってしまったことに対して、気持ちは複雑ですが、体調に合わせたサービスをうけやすくなったことは良かったです。

    患者側からの病気の情報を、書ける時に書いておこうと思いました。
    まとまりのない文書を、構成も考えずに、気ままに書き残しておこうと思っています。
    syuichiさんをお手本に、不定期ながらも、少しでも続くといいなと思っています。

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