症状の進行を最も強く感じるのは、歩く時である。
1年前は、まだ杖を使って戸外を歩くことができた。しかし、今では、戸外は100%車椅子。屋内も壁を伝うか、歩行器を使わないと歩けない。
歩行困難の原因は、ふらつきである。特に、脚が思ったように動かせず、力も入らないために、バランスが取れないようだ。健康ならほとんど意識しないだろうが、歩行は、片足立ち→両足立ちの反復である。私は、両足でもふらつくので、一瞬でも片足立ちとなる歩行は困難なはずである。
そんな感じなので、壁や歩行器に頼りながら、両足を横に広げて、小股、摺り足のスタイルでゆっくり歩く。こんな状態でも、歩けている時はまたいい。頭かボーッとしたり、立ちくらみがある時は、そのまま体が動かなくなってしまう。あたかも、フリーズしてしまったかのようだ。そのような時は、無理せず、時には、家族の助けを借りて、ベッドに戻って休むようにしている。
室内でも、掴まるものがない所や狭い所は、行くことができない。おかげで?我が家の中なのに、私が行けない場所が次第に増えてしまった。
このブログは、「多系統萎縮症」患者である私の日常の出来事、体調を記録するために開設しました。 この病気はいわゆる「難病」で、発症率が7.7人/100,000人という、かなりレアなものです。小脳症状、自律神経症状といった病状は進行しますが、現在のところ、原因不明で治療法がありません。 日記が重くなりすぎないよう、病気のことだけでなく、日々の諸事についても記していきたいと思います。
2014年3月21日金曜日
歩行
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大変お久しぶりですね(^^) camposもこの一年色々あったのでしょうね。
返信削除うちは半年間(おととしの暮れ~昨年7月8日)の入院。その後、自宅での介護が続いています。やっと最近になって自分のペースで介護できるようになった気がします。月~土曜日は訪問看護師さんが入っています。あとリハビリ3回と入浴2回入ります。 また宜しくおねがいしますね。
spoonさん
返信削除ご無沙汰しております。改めまして、よろしくお願いします。
この間、時々に体調を崩しておりましたが、pcに向かえる時に書いておこうと思い、ボチボチっと再開しています。
spoonさん、訪問看護、リハビリ、入浴介助と、いろいろ利用されての自宅介護なのですね。ご苦労も多いかと思いますが、どうかご主人と良い時間をお過ごしください。私もヘルパーを頼みましたが、患者からすると、多くの人に支えられて生きてゆくことが、介護を受けることなのかな~と思いはじめています